adieu,piano

1月23日。

ピアノを手放しました。
すっかりほこりを被り、チャミのジャンプ台と化していたピアノ。
ごめんね。。。

でも。
やっぱり、凄く後悔しました。
無くなって、初めて、当たり前のようにあったピアノが
どんなに大事だったか、わかりました。

幼稚園のとき。
オルガンがあって。
猫ふんじゃったを、とってもとっても弾きたかった。
それで。
人目を盗んで、メロディーだけ真似て
自己流で弾いていた。
猫踏んじゃった。

実際に、習い始めたのは小学校２年生。
最初はオルガン。
そのとき、ピアノの先生が笑いながら
「あのね、猫踏んじゃったを逆手で弾いたのね」って。
左利きだったので逆手で弾いていたの。
私、大丈夫？
このままちゃんと習い続けられる？

バイエル、ソナチネ、モーツァルトのソナタ。
そして、憧れのショパン。
ピアニストは無理だけど、ピアノの先生になりたかったなぁ。
でも、その道には進めず、
最後に弾いた曲が
シューベルトのソナタだった。

ピアノを買ってもらったのはいつだったっけ。
オルガンじゃ鍵盤が足りなくなって。
小学校４年生ぐらいかしらん。

ピアノをやめたのは19才のとき。
怪我をして入院して、松葉杖をついていて。
通うのが難しくなった。
それに。
ピアノの先生の夢も遠のいた。

いつか、余裕ができたら、また習おうかな、と思っていたけど。
余裕ない。
それに。
だんだん、存在自体、忘れていった。

ずいぶん、ずいぶん、経ってしまった。

ピアノは海を渡って
アメリカに行くのだって。
今は誰が弾いているのかな。

古い、古いピアノでも。
やっぱり弾いてもらったほうが
嬉しいよね。

さようなら、ピアノ。

タグ：PIANO Adieu

空三部作

しばらく空を見上げていない。ふと見上げた空。


いつも見ていたのは、空のはしっぽ。


疲れているから？　何かどうしようもないものを抱えて。


ゆっくり、空を見上げて、雲の形を何かにたとえていたのは

いつのことだったっけ。


更新はしていますが、ご訪問が滞っています。(><;;
ごめんなさい。
ココロの余裕が欲しい今日この頃です。
もうちょっとしたらお伺いしますね。
とはいえ、ブログのデザインを変えました。飽きっぽい性格が災いしてるかも(-_-;;

タグ：空

ぶんたんジャムとクレーの日記。

今年も妹から“ぶんたんジャム”が届いた。

甘いのと、ちょっと甘いの。２種類の甘さ加減のジャム。

ぶんたんの果肉にヨーグルトをかけ、その上にぶんたんジャムをのせる。

香りが高く感じられるのはジャムのほう。

ジャム。。というよりぶんたんジェリーという感じ。

美味しかった〜〜。

妹よ。今年もありがとう♪



そして。

今日は、英会話。（町の英会話は無料なのです。）

本でも食べ物でも写真でも何でもよいので何か一つ持ってきて

一人ずつ一つのトピックを１０分語る。

何を語るか、考えて。

選んだのは。


クレーの日記。

クレーとは“パウル・クレー”

スイスの絵描きさん。

もう亡くなってるけど、カンディンスキーとともにバウハウスでも教えていた人。

大学３年の初冬に。

怪我をして入院していたときに友人が持ってきてくれた。

パウル・クレーは、若い頃管弦楽団でヴァイオリニストも務めた人。

でも、画家を志し、スイスのベルンからドイツのミュンヘンへ向かう。

音楽の道へ進むか、美術を選ぶか。

そのはざまで揺れ動いていた若い頃のクレー。。。



私もピアノをやめ、美術史を専攻し。

青春のさなかで揺れていた。

自分の悩みをクレーに重ねるなんて。

恐れ多いのですが。

そんな思い出の本。

英語で上手く話せたかどうか。

毎回、一人ずつのフリートーク。

私が最初だったので。

あとはどうなるやら。

クレーの日記

• 作者: パウル・クレー
• 出版社/メーカー: 新潮社
• 発売日: 1961/10
• メディア: 単行本

タグ：パウル・クレー ぶんたんジャム クレーの日記

ノルウェイの森とノルウェイの森

どよんとした空。。。



スコールみたいな雨。。。

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タグ：ビートルズ ノルウェイの森　村上春樹